FX & 投資コラム

プロップファームってどんな組織なの?

こんにちは。髙橋です。
以前メールでプロップトレーダーのメリットとデメリットについて教えてくださいとのご質問がありましたので、今回はプロップファームについてのお話です。

プロップファームとは投資専門会社の一種です。
ファンドとか投資信託のように顧客の資金を集めて運用するのではなく、会社の自己資金のみを運用して利益を上げていきます。

投資ファンドを始めとした他人の資金を扱う会社の場合は、運用に関しての条件とか規約が細かく定められているので自ずと保守的、ローリスク・ローリターンの運用が行われがちです。

しかし、自己資金のみを扱うプロップファームでは、そういった制約がないため、積極的な攻めの運用が可能です!

プロップファームの組織は基本的に、運用資金を出資するオーナーとその資金を実際に運用するトレーダーとで成り立っています。

そして運用資金はプロップファームに所属するトレーダー達によって運用されて利益が生み出されていくというシステムです。

所属トレーダーはプロップファームの資金を使ってトレードをして、利益に応じて報酬を受け取るというケースが多いです。

大体は完全歩合制です!
例えば、利益の50%が成功報酬、そのような場合にはあるトレーダーが1ヵ月に1000万円の利益を上げたら500万円が成功報酬として支払われる訳です。

ちなみに過去に私が運営していたプロップファームでは、利益の40%から最高55%までを成功報酬としていました。
なので、プロップファームは優れた専業トレーダーたちの集団とも言えるでしょう!

 

では、仮にその月のトレードの結果がマイナスだった場合はどうなるのでしょう?
その損失は会社の損失として計上されて、原則としてトレーダー個人に弁済させるということはないです。

もし期間内に一定以上の損失、例えば運用資金の10%とか出してしまったら、その時点でトレードは停止させられてしまいます。
厳しいプロップファームだと、その時点で解雇、いわゆる契約解除となる場合もあります。

 

所定の期間の収益がマイナスで終わったトレーダーは、例えばその後ドローダウンから回復するまで無報酬だったり何らかのペナルティを課されることがあります。
実際に私のプロップチームでも、とんでもない損を計上して3ヵ月無報酬だったトレーダーもいました。
それは自己責任なのでしょうがないのです。。

あと、所属するトレーダー達はお互いにライバルなのですが、プロップファームという同じ船に乗って一緒に戦ういわゆる、戦友同士みたいな面もあります。

なので自然とトレーダー同士が相場情報を共有したり、トレードのアイデアを交換したりと、良い意味で競争し合える環境になっています。

このような環境の中で、自分より優れたトレーダーと交流する機会が得られることは計り知れないメリットだと言えるでしょう。
これは個人トレーダーには決して得ることが出来ないメリットですね。

通常プロップファームでは、管理者、私の会社ではプールオペレーターと呼んでいましたが、このプールオペレーターによる厳密なリスクマネジメントが行われます。

私事ですが、私がプールオペレーターやっていた時ですが、ちょっと夢のある話をいたしますと、良い時期は、大体ひと月に1億から1億5000万円くらい利益が上がっていたのですが、プールオペレーターの取り分は、そのプール(プールというのは管轄するプロップファームです)の利益の5%でしたのでそれだけでもなかなか美味しかったです。

さらに、1億5000万円もチームで上がるということは、もちろん私個人のトレード成績も優秀でしたので、55%の歩合と合わせると結構な額になっていたと思います(笑)

ちょっと話が反れてしまいましたが、このプールオペレーターですが、例えばあるトレーダーが感情的になって過大なポジションを持とうとしたり、過剰な回数のトレードをしようとした場合に、リスク管理のルールによって事前に警告、あるいはトレードを停止させる権限があります。

このようにプールオペレーターの監視下でトレードすることによって、トレーダーも個人でトレードするよりも遥かに安全性の高い環境の下でトレードをすることが出来るのです。

結果として、個人で大きな損失を出してしまうような失敗を避けられると共に、日々のトレードの中でリスク管理の大切さを実感しながらリスク対策法を学ぶことが出来ます。

あと、メリットとしては、トレード資金は、全てプロップファームが用意しますので、個人でトレードするよりもずっと大きなポジションサイズで取り引きすることが出来ます。
これが、プロップファームの一番の魅力かもしれませんね。

その際の損失はもちろん会社側が引き受けてくれますので、大きなポジションサイズの取り引きを金銭的には実質ノーリスクで運用することが出来ます。

もちろん、大きなポジションサイズでトレードする為には、それ相応の実績を積み重ねないとプロップファームからの信頼、あとはプールオペレーターからの信頼を勝ち得ることは出来ません。

ですが、プロップファームにさえ所属していれば、そのチャンスが開かれていることは大きな魅力ですね。

 

以上、プロップトレーダーのメリットとデメリットについて話してみました。
まあ、デメリットといってもほとんどないのですが、損を出したら馘になる、あるいは、損を出したら取り返すまで無報酬・・・こんなところがデメリットですかね。

メリットとしては、やはり大きなポジションサイズで取り引き出来る、徹底した管理下で安全にトレードすることが出来る、あとは、トレーダー同士で切磋琢磨してお互いに成長できるといったところですね。

皆さんも是非トレードで成功してプロップトレーダーを目指してみてください!

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