こんにちは。髙橋です。
今日は現在の円安と今後の展開について私なりに述べたいと思います。
とはいえ、今後円安、円高どちらに動くかなどという予想はしません。
その辺はTVに出ている専門家さんや、アナリストと言われるプロの方の意見を参考にしてください。
だいたい、為替の動向が分かればそれだけで大儲け出来てしまうので予想なんて当たるも八卦当たらぬも八卦ですから~(笑)
まず、今回の急激な円安は日米金利差が第一の要因ですね。
アメリカはインフレ懸念から金融引き締めをせざるを得ませんでした。
懸念というか既に記録的なインフレになっているみたいですが・・・
先日見たニュースでは、船の燃料費が倍になったり、家賃の急激な値上げ、とりわけNYではこの1年で1.7倍に上昇しているとのこと。
トイレットペーパーのロールが一回り小さくなったとのステルス値上げも紹介されていました。
対する日本は景気は今ひとつ戻らず0金利政策はそのまま。
金融緩和政策はまだ続けるみたいです。
ただ、今回の円安は日本売りというものではなく、私はとにかく金利差に尽きると思います。
金利差がある=ドルを買って円を売るというのは至極全うな理屈ですよね
もともと黒田総裁は円安信仰者なので135円程度の円安はむしろ歓迎しているようにさえ感じます。
皆さん黒田バズーカって覚えていますか?
過去3回行われていますが、記録的な円高是正のために日銀が行った大規模な金融緩和政策です。
これによって80円割れまで進んだ円高は段階的に是正され、100~125円くらいでしばらく落ち着いていたんですよね。
また、円安のメリットとしては、輸出業が好調になることと、インバウンド需要の回復ですね。
輸出業が良くなるということは、簡単にいうと海外に品物を売れば多くの円が得られるということです。
インバウンド需要は、ようやくコロナ禍が一段落して外国人観光客の受け入れも始まり、円安が海外旅行者獲得に弾みをつけるということですね。
現に日本は、世界で旅行したい国で、アジア1位、さらに世界1位になってるので、円安なら余計に海外旅行者は日本に来やすいです。
また、岸田総理もこのインバウンド景気にかなり期待しているようです。
今後、為替がどう動くか?の予想は前述の通り専門家にお任せして、私としては黒田総裁はこの程度の円安は容認で金融引き締め政策は取らない、
岸田内閣も今回の円安をあまり問題視していない、と見ています。
しかし国民は収入が上がらないのに景気が回復せず、更に円安による物価高にきゅうきゅうしているのも事実です。。
このまま、一気に150円くらいまで円安が進めば、逆黒田バズーカなんていうこともあり得ますが、金融引き締めは現政策の真逆なので、なだらかな円安は今後も続くのかな~等と見ています。
↑これは予想ではなく、私見です(^_^;)
それにしても、せっかく海外旅行が出来るようになったのに円安はキツイですね。。